2018.2.23
ブログを見て頂いてありがとうございます!
Tocoです!
カンチャナブリーに着いて2日間、なんだかのんびりしすぎている・・・!
3日目にしてやっと観光する気が起きました笑
カンチャナブリーでの観光の目玉は、映画『戦場にかける橋』のモデルとなった泰緬鉄道を巡るコースが鉄板中の鉄板です。
『戦場にかける橋』の映画を見ていなかった私たちは、前日にAmazonプライムで購入して、しっかり映画を見て行きました。(インターネット様様
いつも通りツアーは使わず、バスやらを乗り継いで見どころを抑えてきました!
オリジナル観光ルートの詳細はこちら→【タイ】カンチャナブリー ヘルファイア・パスと泰緬鉄道のオリジナル観光コース!
実際に行く人は参考にしてください♪
まずは、ヘルファイア・パスへ行きました。
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まずヘルファイア・パスって何?ですよね。
戦場にかける橋、の名の通り、泰緬鉄道は第二次世界大戦中に敷設されたタイからビルマ(現ミャンマー)を結ぶ415kmの鉄道。
全て人の手で熱帯密林を伐採し、森を切り開き、岩を削り、山を崩して建設されました。
この工事は旧日本軍の支配下で、アジア人労働者をはじめ、イギリス人捕虜やオーストラリア人捕虜など多国籍の労働力を集め行われました。
機械もほぼ使えず、土と岩をシャベルやつるはしで崩し、バスケットで運ぶ、超過酷労働を強いられました。
ものすごく過酷な状況下で大量の死者が出たことでも有名で、別名『死の鉄道』とも呼ばれているそうです。
映画では日本軍がものすごく悪者に描かれていたわけではなかったけど、まずその歴史を知ってから行けたのはよかったかなーと思った。
そしてヘルファイア・パスは工事の中でも最も困難だったと言われる現場が今も残されている場所。
バスでは2時間くらいかかりました。
まずはヘルファイア・パス・メモリアルという博物館に入り、地図とビルマータイ鉄道の歴史が書かれた冊子をもらいました。
博物館の裏手からウォーキングトレイルが始まります。
最後まで行くと往復8キロ、3時間かかります。
私たちは通称ヘルファイア・パスと呼ばれるコンユウカッティングの記念碑まで行きました。(団体ツアーの人たちもおそらくここまで)
深い岩場の切通しです。
本当に線路の幅だけ切り崩されています。
これが本当に人の手で切り崩されただなんて!!信じられない。
ここで亡くなったイギリス人捕虜やオーストラリア人捕虜にあてられた十字架などもありました。
線路も一部残っていました。
ヘルファイア・パスでの見学が終わったあとは、サイヨークノイ滝に行きました。
ヘルファイア・パスを出たら反対車線側に黄色い屋根のベンチが見えます。
これが、バス停!!笑
時刻表も、行先もなんにもなし笑
けど、道は一本しかないので、戻るにはここで待てばいいのです。
パンを食べながら1時間くらい待った。
仕事してたらめっちゃイラついてたとおもうけど
なんにも思わなかった笑 想定の範囲内笑
サイヨークノイ滝に到着。
着いた頃、ちょうど遠足かなにかの小学生軍団が。
滝は大したこともなかったけど、子供たちはとっても楽しそうに遊んでた!
滝をみた後は、列車に乗るために、ナムトック駅に行きたい。
サイヨークノイ駅からどうやって行こう、と考えて。
またいつ来るかもわからないバスを待つのもあれだし、タクシーもソンテウもいないし。
歩こう!!!!!!
30分くらいみたいだし。最近あんまり歩いてないし。
カンチャナブリーからサイヨークノイ駅までは線路がつながっていますが、決まった曜日(週末の観光列車?)しかサイヨークノイ駅までは電車は来ません。
電車は通らないとわかっていたので、線路の上をスタンドバイミーしながら行こうと歩き始めました。
線路の上をご機嫌に歩いて5分弱。
遠くに見える野犬の群れ。
こちらに気づく。
物凄い威嚇で吠えられまくる!!!!
なんなら追いかけられそうになった。
線路上が縄張なのか!?これ以上近づこうもんなら野犬集団の餌食。
叫びそうになったけど、刺激してはいけない!と思って
やばい、やばい、やばい
と呟きながら走らず視線を合わせず早歩きで逃げました。
線路は諦め、道を戻って線路脇の歩道を歩き始めました。
しかしまたさっきの野犬の群れにばれた!!!!
今度こそやばいめっちゃついてくる。
やばいやばい
ほんと、もうしませんから。ゆるして。
しかたなく歩道のない道路の路肩を歩いてナムトック駅に到着しました。・・・怖かった。めっちゃ怖かった。
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ナムトック駅からは、この泰緬鉄道のハイライト、崖の脇をスレスレを通る、アルヒル浅道橋を列車で渡るために、列車のチケットを買いました。
ナムトック駅から列車に乗るツアー客もたくさんいました。
そこでツアーのガイドさんと少しお話。
チケットの買い方も優しく教えてくれました♪↓この右下のお姉さん
『コリア~?』と聞かれて『ジャパ~ン』と言うと
カンチャナブリーで初めて日本人に会った~!!みたいなことを興奮気味に言っていた。
そんなに珍しくないとおもうけどな~。
アルヒル浅道橋はクウェー川沿いの崖ギリギリのところにある木製の線路!!
スリル満点の景色が見えるのは、列車の右側の席なんだけど、アルヒル浅道橋にさしかかったとたん、みんなが右側に寄って写真をとるもんだから、列車がこのまま川に落ちるんじゃないかと思った。
このアルヒル浅道橋を過ぎればツアー客は列車をおりてしまうので、列車はほぼ貸し切り状態。
途中の駅で学生が乗ってきたり、ただのローカル列車になります。
私たちは戦場にかける橋のある駅まで乗ったのですが、停車時間もかなり長くて。
結局2時間半くらい電車に乗ってた。
その間、木の椅子な。
めっちゃお尻痛かった笑
戦場にかける橋に到着!橋の上を列車で通ります。
線路の上は歩けるので、歩いていた人は橋の隙間に避けます。
避けていたお姉さんとタッチ笑
橋に着いた頃はもう薄暗くなっていたんだけど、そのおかげで橋のライトアップが見れました。
戦場にかける橋の雰囲気を壊さない程度のさりげないライトアップ。
橋の上ではモデルのようなポーズでずっと写真を撮っている女の子。キメ顔すごい。
戦場にかける橋の上で。
どんな気分なのよ笑
アジア人の女の子は、自撮りとテレビ電話めっちゃ好きね。
ただのベンチとかでも自撮りしてる。
橋から、宿までは4kmほど離れているので、タクシーかソンテウか探して乗って帰ろうと思っていたところ
バイタクのお兄さんに話しかけられ、ついにバイタク初体験。
ふっつうの原チャに大人3人乗ります。乗れます。
そこからの4kmは
『私、今なにやってんだろ』
ってめっちゃ思った。笑
日本にいたときは知らなかった街で。こんな小さなバイクに3人で乗ってる。
へんなのーーーー!!笑
無事宿に到着しました。
ながーい1日だった!!