2018.3.22
ブログを見ていただいてありがとうございます!
Tocoです!(●^o^●)
今朝起きて、Yu君の体調はと言うと
微熱程度に下がり、少し良さそうです。
それでも大事をとって、今日は病院に行って1日休む、とのこと。
そうだね。そうしよう!
海外旅行保険の元を取るぞ!(え
私ももちろん病院に同行するつもりでいたのですが
Yu君『Tocoちゃん、ハノイ観光してきてよ』
私『え?病院いくよ』
Yu君『体調いいし、一人で行けるから、タンロン遺跡とかさ、世界遺産の写真撮ってきて!』
チーン
ていうか
私がひとりで行けないんですけどーーーー!!!
壊滅的に方向音痴なんです、私。
でもそれって今までの生活で気づかなかったんだけど。
むしろ『方向音痴なの~』とか言いたくないタイプ。(どんなタイプ
この旅にでてから判明しました。
こんなに便利なGoogleマップが使えない笑
その私に。
昨晩初めて降り立ったこの街で。(しかも首都な)
一人歩きしろと言うのですか、、、!!
やってやりましょう。
そうと決まればGoogleマップとオフラインで使えるアプリ、MapsMeと睨めっこ。
行きたい所にマークして
右で、左で、右、右、、、ひ、、ん?ななめ。
もう知らん!行ってみよう!!
また長いですよ。
暇なとき読んで下さい。
今日の観光コースはこちら
①ホーチミン廟
②ホーチミンの家
③一柱寺
④タンロン遺跡(世界遺産)
⑤ランチ
⑥セントジョセフ教会
盛りだくさんだー!!
ホテルでYu君と別れ、いざ、街へ繰り出しました!
Contents
ドーナツ売りのお姉さんとの出会い
宿を出たときからすでに地図と睨めっこの私。
地図上ではわかっても、街がごちゃごちゃすぎて現実世界ではわからなくなる、、、
少し進んでは止まって地図を見て、1つ角を曲がっては地図を見て、、、の繰り返し。(ポンコツか
そんなときに後ろから颯爽と現れたドーナツ売りのお姉さん。
頭にあの、ベトナムの傘を被って、その上にドーナツが沢山入った大きなカゴをのせて歩いている、という絵に描いたようなベトナムスタイル。
『ハーイ!!ドーナッツ?』
と。
『ノーセンキュー(^^;)』
とくにしつこくもなく、私を抜かして颯爽と歩いていきました。
かと思えば、クルッと振り返り
『ホーチミン!!』
と手招きしてくれている。
なんでホーチミン廟に行くって分かったんだろう!!(だいたいみんなそうか
お姉さんの行く方について行きます。
お姉さんは、英語がほとんど喋れない。
たぶん、私に名前をきいている。
日本から来たことも伝えた。
けど、コミュニケーションが難しくってだんまり。
そのうちお姉さんはスタスタと先に歩いて行った。
歯の汚いバイタク運転手との出会い
また止まって地図を見ていると、歯の汚いバイタク運転手(以下、汚歯タク オハタク)に声をかけられた。
オハタク『ジャパン?オーサカ?トーキョー?』
私『北海道』
オハタク『オゥ、、ホッカイドウ、、、』(知らんだろ
オハタクはバイクごと歩道に乗り上げ私についてくる。
ホーチミン廟は遠いから乗りなさい、1ドルだよ、としつこい
私は歩くんじゃ!!!と断っても着いてくる
はぁ~~~
と、思っていたら、
ずっと先の方で
ドーナツお姉さんが
『ホーチミン!!!!』
と手招きしてくれている。
お姉さーーーーん!!!
と、走った。お姉さんの所まで!
そこでオハタクは諦め、居なくなった。
ドーナツお姉さんとの道のりとお別れ
そこからはドーナツお姉さんが一緒に歩いてくれた。
バイクだらけの横断歩道では、手をつないで一緒に渡ってくれた。
一人で不安だった私にはすごく心強かった!!
そこからは拙い英語同士で色々と話した。
ドーナツお姉さんは、私の事を18歳くらいだと思ったみたいで、29歳だと言ったら驚いていた。
逆に私はドーナツお姉さんが30代後輩に見えていたけど、30歳だと聞いて驚いた。
年が近くて、ハイタッチ!
お姉さんは、18歳で結婚して、3歳と10歳の子供がいるんだって!
そしてここから130キロ離れたところに住んでいて、ハノイまで働きにきているらしい(多分
あとは親のこととか、兄弟の事を話ながら歩いた。
そしたら、道沿いに若者集団がいて、お姉さんはドーナツを売るために立ち止まった。
『ホーチミン!!』
と、方向を指さして教えてくれて、あれよあれよとドーナツお姉さんとお別れになってしまった。
別れた後、キチンとお礼が言えなかったことが心残りだった。
ホーチミン廟に到着!!
お姉さんに言われたとおり進むと、ホーチミン廟の入り口に辿り着いた!
ホーチミン廟に入るには、セキュリティーチェックが必要で、行列ができるという情報を得ていた。
が!
ここまでとは思わなかった!!!
入り口からの行列はものすごい長さでした。
これを一人で並ぶのかと思うと、諦めたくなった。
でも、時間もあるので並ぶことにした。
やっと列の最後を見つけ、最後の欧米人男性に
『ここが最後ですか?』
と聞くと、苦笑いで頷く。
思わず2人で『オーマイガッ』とハモった。
ドーナツお姉さんとの再会
大人しく列に並んでいると、意外と進むペースが早い!!
このペースだと頑張れそうだな!と思っていると
ドーナツお姉さん登場!!!
並んでいる人にドーナツを売ってまわっているよう!!
わー!!と手をふったら
『無事ついたんだね!』みたいなことを言われて、颯爽と去っていった。
またお礼が言えなかった。
次にもし、もう一度会えたら、ちゃんとお礼を言ってドーナツを買おうと心に決めた。
ホーチミン廟へ入場
結局外に並んでいたのは30分ほどでした。
ホーチミン廟のセキュリティーチェックを通過すると、大きな荷物は預けるように言われます。
また、ホーチミン廟内は写真撮影禁止なのでカメラも預けます。
カメラはこの赤いバッグに入れ、カメラ預け専用窓口へ持って行きます。
ホーチミン廟までは、セキュリティーチェックを受けた人の流れで2列に並んだまま向かいます。
列の途中途中で係の人がいて、スマホだめよ、帽子だめよ、サングラスだめよ、と注意しています。
そのため写真はありません。
ホーチミン廟のなかには、ホーチミン元主席の遺体があります。
ホーチミン元主席はベトナムの独立と、南北統一に尽力された方。
今でもベトナムで愛される存在。
腐敗しないように特別に処理され、亡くなった時のままの状態の遺体がガラスケースに入れられ、見られるようになっています。
ホーチミン元主席の遺体は蝋人形のようで、本物の遺体のようには見えませんでした。
ホーチミン廟を出ると、カメラだけ返してもらい、そこからは自由行動。
私はホーチミンの家に向かいます。
ホーチミンの家
ホーチミンの家は、実際にホーチミンが住んでいた家をそのまま残したもの。
かなり小さく、質素な家です。
簡単な書斎と、寝室があるだけ。
ミニマリストだったんかな。(え
でもちいさな湖畔にあって、ゆったりと過ごしやすそうな家でした。
湖畔には、観音様見えるという木の根。
ホーチミン元主席が育てたという鯉もいました。
一柱寺(独柱寺)
次に向かったのは一柱寺。
一本の柱で支えられています。
ここは子宝祈願で有名なパワースポットらしい。
熱心にお参りしている方もいました。
ドーナツお姉さんとの再再会
一通り見て回り、預けていた荷物を受け取り、出口に向かいます。
出口では待ち受けていたかのようにバイタクさん。
日本人の友達がいるんだアピールがすごい。
メールの画面とか見せられても、、、
私は歩くんじゃ!!!
バイタクさんをふりきるとドーナツ売りの方たちがたむろしている。
もしや!!!
とドーナツ売りさんの集団に突っ込んでいく私。
ほかのドーナツ売りおばちゃんたちの熱烈ドーナツコールをふりきり
見つけた!!!ドーナツお姉さん!!!!
今度はちゃんとお礼を伝えた!!
大半は英語になっちゃって多分意味分かってないけど、ベトナム語で『カムオン!!(ありがとう!!)』と伝えると、ニッコリしてくれた!!
そして、ドーナツちょうだいって言ったら、周りのドーナツおばちゃんたち驚きの表情でわらわら何が言っていた。
私達のは買わなかったのになんで?!という感じ笑
私はドーナツがほしいんじゃなくてお礼をしたかったんじゃ!!!
ドーナツお姉さんはニコニコ顔でドーナツを詰めてくれる。
私『ハウマッチ?』
ドーナツお姉さん『(ニコニコで)12万ドン(555円)』
私『、、、ホワッツ??』
でも私ベトナムに着いたばかりで、ドンの計算がイマイチわかってない、相場もわかってない。
もしかして12000ドン(56円)かな、と思い、20000ドン札を渡すと、財布の中の10万ドンを指さしている。
さすがに10万ドンは高額紙幣だとわかっている私。
私『ノー!』
と言うと
ドーナツお姉さん『チェンジ!バック!』とお釣りをちらつかせている。
わけのわからないうちに12万ドンを渡し、4万ドンが返ってくるという訳の分からん事態に。
結局ドーナツを8万ドン(370円)で買った。
そのあとドーナツお姉さんと写真を撮って、ハイタッチで別れた。
ドーナツをぶら下げた私は呆然としていた。
ドーナツお姉さんにぼったくられたことにショックを受けていた。
たった370円なんだけど、牛肉たっぷりのフォーが250円で食べられる街。
ぼったくられたのは明確です。
はー、やっちまった。
Yu君になんて言おう。
でも、ドーナツお姉さんは最後までドーナツを買ってとは言わなかったし、本当に親切にしてくれたんだって信じたい。
それに370円なんて、日本じゃコンビニ1回分。
それでドーナツお姉さんに感謝を伝えられたなら、それでいいや!!と立ち直ることにした。
一人で食べたドーナツはとっても油っこくてとっても甘かった。
世界遺産 タンロン遺跡
ホーチミン廟を後にし、つぎに向かうのは世界遺産のタンロン遺跡!!
旧ハノイ城の遺跡です。
ホーチミン廟からすぐ近くなので歩いて行けます。
マップの通りに進んでいくも、高い塀に囲われていて入り口がない、、、
道を戻ると、かなり入り口を通り過ぎていた。
呆然が抜けていない笑
しかしこのタンロン遺跡、世界遺産の割に観光客がほとんどいなくて全く賑わっていないのです。
だいたい人が集まっていれば入り口はわかりそうなもんだけどね。スルーしてました。
その道中きれいなお花が見れたからいいか~!
肝心のタンロン遺跡は、というと
私としては超がっかりスポット。
一応上には登ってみたけど、特に景色が良いわけでもなく、、、
発掘調査中のところもあるようですが。
人が少ないのも納得です。
オハタクとの再会(望んでいない)
ここで、私は重大なミスに気づいてしまった。
行く場所のマークは抜かりなくしていたけど、ホテルの場所をマークし忘れていた。
帰れない。
ちなみにSIMカードとか買ってなくてGoogleマップは見るだけ、検索もできない。
最悪Wi-Fiのあるカフェにでも入ってなんとかしよう、と、モヤモヤした気持ちのままタンロン遺跡を出た。
タンロン遺跡を出ると、後ろから声をかけられた。
オハタクである。
オハタク『どこいくん?』
私『昼ご飯たべよかなって。』(今それどころじゃないんですけど!)
オハタク『なに食べる!ハノイ!有名!なんちゃらかんちゃら!!』
私『ノーセンキュー』
オハタクしつこい!!
仕舞いには腕を掴まれた!!
私『Don't touch me!!!!!!』
オハタクは諦めた。
お目当てのランチ、xoi yenへ。
次の目的地のセントジョセフ教会から遠くないところでランチのリサーチをしておいた。
ベトナム風おこわが美味しい有名店。
もち米好きにはたまらない。
タンロン遺跡から30分ほど歩いて、迷いながらもようやく到着!!
が
シャッターしまってまーす
ガーンて久々に言ったわ。
ほかの店リサーチしてないし。
ふと横を見ると、同じ名前の店がある。
ベトナムは、人気店を堂々とパクる。
同じ名前で、同じ店構えにしたりする。
気持ちよくパクる。
多分これもそのたぐい。
店頭を見ると、同じようにベトナム風おこわを出しているよう。
この際おこわ食べれるならいいや、と店に入ってみた。
私は角煮とか卵の乗ったおこわを食べたかったので、ポークなんちゃらって書いてあるのにした。(メニュー写真なし。)
きたのはこれ。
かまぼこみたいなね。
イメージと全然ちがうんですが。
一応豚肉っぽいかまぼこだったけどね。
これが28000ドン(130円)
一人歩きはうまく行かないなぁ。
一人飯は美味しくないなぁ。
一人旅してる人すごいなぁ。
Yu君大丈夫かなぁ。
と考えながらの食事でした。
ここでオフラインマップアプリのMapsMeでホテルの名前を検索すると、無事でてきたので一安心!!
ドーナツお姉さんとのまさかの再再再会!
次の目的地のセントジョセフ教会に向かう途中、
『ハロー!』
と声をかけられた。
なんとドーナツお姉さん!!
ホーチミン廟からけっこう遠くに来たのに!!
しかもこの人混みで!!
1日に4回も会うなんて~。
ドーナツお姉さんも人の集まるところに行くんだろうから、あるっちゃあるか~。
ぼったくりショックから立ち直っていた私は、今度こそ笑顔でお別れをしました。
セントジョセフ教会
セントジョセフ教会に行くと、人はまばら。
中に入れるとおもいきや、入り口が閉まっている。
あ、外から見るタイプの教会?
一応入り口あたりに行ってみると、午後は14時からオープンみたいです。
もう少しだったので15分ほど待って、中に入りました。
とっても素敵だったけど、オーストラリアで素晴らしい教会を沢山見たから、大きな感動は少なかった。(正直)
帰路へつく
本日の観光はこれで終了!!
ホテルへ戻ります。
ホテルの入り口が小さすぎて、看板も超見づらいから、ホテル周りでしばらくウロウロしてから到着。
Yu君は病院から戻ってきていて、体調も良さそうで安心した!!
そしてドッと疲れが出た~。
観光地がどうとかではなく、その他の出来事が印象に残った日でした。笑
そして自分の無力さを知った日でした。
夜はYu君と、フォーの美味しいお店へ。
フォーが美味しいのか、2人で食べるのが美味しいのかわからないよーーーーー!!!
ハノイでtocotocoのお店発見!!