2018.5.30
ブログを見ていただいてありがとうございます!
Tocoです(●^o^●)
ヒンドゥー教の聖地バラナシ。
インド感バリバリです。
これですこれ。
牛!ヤギ!犬!猿!豚!!
糞!!糞!!ゴミ!!糞!!!
きったねーーーーー!!!笑
糞だらけって本当だったんだ〜笑
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私達の宿は、バラナシのゲストハウスやらレストランやらが集まる場所からは離れていてガンジス川の上流の方にあります。
一番近いガートはアッシーガート。
このガートって言うのは要するにこの写真の川沿いにある階段状の堤のことで、このガートで沐浴をしたり、洗濯をしたり、火葬をしたりする。
バラナシのガンジス川沿いには84のガートが連なっていて、それぞれに特徴があったりなかったり。(ないんかい)
今日はその中でも最もインドを感じられるのではないかと思われる
マニカルニカーガートという火葬場へ行ってきました。
リキシャでマニカルニカーガートまでってお願いしても、リキシャではガートまでは行けません!
このあたりは迷路みたいなほそーい路地があるだけで、通れてバイクくらいかな。
なので適当な大きな道で下ろしてもらう。
素焼きのコロンとした器が可愛かったので、ラッシーを飲む。
一杯15ルピー(24円)
おいし!
ちなみにこの素焼きの器は使い捨て。ちょっともったいない。
少し迷いながらも火葬場へ向かいます。
路地はなにかの行列で進むのもやっと。
大渋滞してたり。笑
逃げ場のない細い道で牛とご対面!!!
ビックリしてたらPOLICEメンが助けてくれた。
私のビックリ顔を見て『これが普通なんだ』と言ってた笑
やっと辿りついたマニカルニカーガート。(の入り口あたり。)
火葬用の薪がたくさん積んであるのですぐにわかります。
そしてモクモクと煙が上がっています。
ここからは撮影禁止。カメラはカバンにしまいます。そりゃそうだよね。
煙がモクモクと上がる。
今正に火葬が行われているガートの真上で見た光景は頭に、目に焼き付いた。
2体の遺体が火葬されている最中で
片方は火葬が始まりしばらく経ったのであろう姿。
顔が見える。
もう一体はまだ薪の上に乗せられたばかりであろう姿。
オレンジ色の布に包まれていることから、女性だということがわかります。(男性は白い布に包まれます)
しかし、布は徐々に焼け落ちて身体の一部が見えてくる。
正直、内心は
うわーーーー見ちゃった…
という気持ちです。
見ず知らずの人だし、悲しいという感情もないし、なんて表現していいかわからないけど
やっぱり衝撃だよ、これは。
身体の全てが燃えて灰になるまでは、約3時間かかるんだそうで
その灰は、母なる川、ガンジス川に流されて遺族の元にはなにも残らない。
遺灰をガンジス川に流すと、輪廻から解脱できると考えられている。
まぁ輪廻っていうのは、人は死んでもまた生まれ変わってって言うやつで
日本人の感覚?なのかは分からないけど、イメージ的に日本では『生まれ変わってもまたあなたに会いたい』とかさちょっとラブ的な意味でもポジティブに使われることが多いと思うけど
インドの感覚では、生と死を限りなく繰り返すなんて苦しい!!!って考えみたいで。
その輪廻から解き放たれたいと願う人が多いみたい。
多くのインド人が、この地での最期を望んでいる。
近くには、老人たちがここで最期を迎えるための『死を待つ施設』があるんだって。
はぁーーーーー。すごいね、やっぱり。
この一連の話は、もちろん聞いたことがあって、だから見に行ったんだけど。
目の当たりにすると、その場の雰囲気だとか、ニオイとか、独特の空気があって。
これかーーーって感じ。
またインド人の信仰とは違うのかもしれないけど
遺骨は海に撒いて
っていう気持ち、わからなくもないかなーって思う。
自分の死後はどうありたいか、まで考えたこと無かったけど
死後の事は遺族に任せるしかないからね
このマニカルニカーガートで火葬され、ガンジス川に流してもらった人たちは、自分の希望だったんだと思うし、幸せなんだと思う。
かなりガツンときました。
バラナシに住む人たちは生も死も身近にあるんだろうなぁ。
帰り道でまたラッシー。ゴージャスマンゴーラッシー。80ルピー(130円)
さっきのお店もそうだったけど、バラナシのラッシー屋さんはツボと棒でラッシーを作ってる。
デリーではミキサーみたいなのを使っていたけど。
すごいものを見たのもあるのかな、今日も食欲はありません笑